〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓                B o d y & B o d y 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓        体にまつわる情報を、毎週月曜日にお届けします。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ 【CONTENTS】“体にオイシイ”を食べて + 飲む! ●食べる      豊富なビタミン『 サヤエンドウ 』 ●眠る       すやすや気持ちいい・・・睡眠のしくみ vol.2 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+                  食べる ●『 サヤエンドウ 』  かわいらしい形の「サヤエンドウ」の種類は豊富ですが、おなじみなのは“絹  さやえんどう”や“オランダさやえんどう”ではないでしょうか?最近人気な  のが、さやがやわらかい“スナックえんどう”で豆が熟してもさやはずっとや  わらかです。栄養面ではさやいんげん・グリーンピースを上回るβカロチンを  含み、ビタミンB1、B2も比較的多く含まれます。また、料理によく使われる「  絹さや」は特にビタミンCが豊富で、20gで1日の所要量の1/5を摂ることができ  ます。またこのビタミンCは加熱による欠損が少ないのが特徴で安心して調理  ができます。鮮やかなグリーンで見た目を良くし、豊富なビタミンで栄養バラ  ンスを補う「サヤエンドウ」、歯ごたえのよさややわらかな風味はどんな食材  ともマッチします。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+                  眠る  〜すやすや気持ちいい・・・睡眠のしくみ vol.2  朝、目覚めがいいと、いつもより活動的になりませんか?ぐっすりと眠って、  気持ちよく目覚める─1日のスタートを快適に迎えるためにも質の良い睡眠が  必須です。最近、なんだか疲れがとれない・・・そんなあなたは睡眠の質を追  求してみてはいかがでしょうか? ●良質な眠り(=快眠)とは?  睡眠時間はもとより、わたしたちの健康には睡眠の質が大きく関わっていると  いうことは前回お話しました。昨夜は早く就寝したのに、目覚めがすっきりし  ない…そんなときは快眠できていない可能性が高いです。簡単に快眠のチェッ  ク項目を挙げてみると、   ・脳(大脳皮質)がしっかり休息していること   ・目覚めが気持ち良く、すっきりといていること   ・寝つきが良く、途中で目覚めることなく、朝までぐっすり眠れること  いくら十分な睡眠時間がとれていても、上記のポイントがひとつでも満たされ  ていなければ、質の面で満足な睡眠が得られていないのかもしれません。  ○目覚めと睡眠のホルモン   体の中で快眠リズムが出来あがっている人の場合、起床して約15時間後に睡   眠ホルモン(=メラトニン)が分泌され始め、ちょうど就寝時間に気持ちよ   く寝入ることができます。また、翌朝、起床時間には目覚めのホルモン(=   コンチゾール)が分泌され、体温が上昇し目覚めと同時に体も覚醒します。   毎日、規則正しい生活をしていれば、目覚めと睡眠のホルモンがうまく機能   し、不眠や目覚めの悪さに悩まされることはないのはずなのですが・・・多   くの人のなかなか決まった時間に起床・就寝できないのが現状です。朝起き   て、夜眠るといった基本的なスタイルが保たれていれば、ほぼ問題がないの   ですが、このリズム(朝起きて夜眠る)が一時的に乱れて睡眠障害が起きる   のが時差ぼけです。時差ぼけの状態になると、ホルモンの分泌と寝起きのタ   イミングがずれるため、快眠が得られない状態になります。  ○快眠と体内時計  目覚めと睡眠とホルモンの関係は先に説明したとおりですが、お昼になるとお  腹がすく…といった体内時計に基づいてホルモンは分泌されます。これが、日  によって睡眠時間がまちまち、就寝・起床時刻もバラバラといった状態が続く  と、快眠をつかさどる、目覚め・睡眠のホルモンのバランスが崩れてしまいま  す。質の良い睡眠をとるためには、体内時計を正しい時刻に調整し、生活のリ  ズムを一定に保つことが大切だと言えます。 ●ぐっすり気持ちよく眠るためには?  なんと言っても、睡眠・起床のリズムを作ること。そして、朝にはお日様の光  を浴びることです。多少不規則な睡眠形態が続いている人でも、毎朝同じ時間  に光を浴びることで、体内時計がリセットされると言われています。  ○すっきりお目覚め  また、目覚めが悪い(朝、起きても体がなかなか動いてくれない)という方は  朝起きたら、ベットに横になったままぐーっと体を伸ばしてみてください。起  きたてのだるさが少しは解消されるはずです。そして、ゆっくりと起きあがっ  たら、目覚めの水と朝ご飯。起きたての水は睡眠中に失った水分を補ってくれ  る働きもあります。そして、朝ご飯・・・食事をすることで血糖値が上がり、  体内時計を修正するのに役立ちます。 ●快眠環境をつくろう  心地良く眠りを得るためには、眠りの環境作りもたいせつです。寝具選びから  ベッドに入るまでの心がけ・・・etc. 睡眠の質をあげるちょっとした工夫を  ご紹介します。  ○快眠! 寝具選び  【枕】・・・眠りといえば枕。百貨店には快眠まくら工房なるこだわりの枕選  びができる売り場を設けているところもあるほどなので、快眠のために枕に気  をくばっている方も多いのでは?枕の役割は寝ているときのベッド(布団)と  頭の隙間を埋めることです。理想的な枕は立っているときの姿勢を保てるよう  な枕、高すぎず、低すぎず、自然な姿勢が保てるものを選びましょう。  【敷布団】・・・ふかふかで柔らかいものを気持ちがいいと思ってしまいがち  ですが、眠るときは違います。柔らかすぎると、お尻に体の圧力が集中します  ので、寝苦しくなってしまいます。背中・腰・足の各部に均等に圧力がかかる  やや堅めの敷布団(マットレス)を選びましょう。  【掛布団】・・・睡眠中の体温を一定に保つための掛布団。保温効果とともに、  睡眠中は汗をたくさんかくので、吸湿性にすぐれたものを選びましょう。  ○眠りを誘うあれこれ  【照明】・・・夜、眠るときは電気を消して真暗にしてしまうほうがぐっすり  眠れそうですが、安眠するにはほのかな明るさが必要です。照明の明るさを調  節してほのかな明るさを保ちましょう。  【食べ物】・・・レタスには、鎮静・睡眠効果のある“ラクッコピコリン”と  いう成分が含まれているので、お腹がすいて眠れないというときは、軽くレタ  スのサラダを召し上がってみては。  【飲み物】・・・カフェインには覚醒効果があるので、コーヒー、ココアなど  は睡眠前4時間以内に飲まないようにしましょう。飲むならホットミルクかハ  ーブティー。どちらも体を暖めてくれる効果があります。ハーブティーは精神  をリラックスさせ、心地良い眠りに誘ってくれ、ミルクには睡眠を誘う“トリ  プロファン”というアミノ酸が含まれます。  【入浴】・・・ぬるめのお風呂にゆっくりつかるといいというのはご存知だと  思います。手足をぬるめのお湯で温めると、血行が良くなり眠気が訪れます。  そして・・・寝る前はあれこれ考えないこと。ストレスは快眠の天敵です。 ************************************************************************ 編集・コンテンツ:メルマガファクトリ http://www.mfactory.jp/magazine/ ************************************************************************ Copyright(c)2001 Cyber Agent, Ltd. All Rights Reserved. ※本コンテンツの内容につきましては、各コンテンツ元にお問い合わせ  下さいますようお願い申し上げます。