+今週のコンテンツ───────────────────────+  1 週刊トレンドジャーナル  >この冬はウォームビ酢!?  2 世界の知恵袋 from NZ >ハックション! in the world  3 2006年の運勢       >2006年年間占い  +───────────────────────────────+ 1 週刊トレンドジャーナル   最新グッズや新サービスの情報を毎週ピックアップしてお届け。トレンドが   生まれた背景を読み解けば、あなたのビジネスも、きっと広がります。 =-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-        この冬はウォームビ酢!? =-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-      私の職場では、給湯器のそばにコーヒーや緑茶、紅茶などが置かれ   ており、仕事の合間のお茶は各自が自由にいれて飲むことになって   いる。最近そこで紅茶をいれていた時、「SU」というラベルのビン   が置かれているのに気づいた。   女子社員がそのビンの液体をお湯で割っているので「そのエスユー   って、ジュース?」と聞いてみたら「スですよ。お酢とジュースの   ハーフアンドハーフって感じですね。デザートビネガーといって、   今なかなか手に入らないほど人気があるんですよ」と教えてくれた。   彼女が作ったデザートビネガーのお湯割りから、りんごの良い香り   がしていた。   健康のために酢を飲む習慣を持つ人は多い。お酢にはさまざまな有   機酸が含まれているが、特にクエン酸は体内でエネルギーを生産し、   血行を促進して体を温める働きがあるといわれている。確かに「お   酢を飲むようになってから、疲れにくく、風邪もひかなくなった」   と言う声も聞く。しかし一方で、ツンとくるにおいや酸っぱいのが   苦手という人も多く、中には「体にいいから、辛いけど我慢して飲   んでいる」などという例もある。   そんな「お酢苦手派」にも、無理なくおいしく楽しんでもらおうと   開発されたのが、デザートビネガー。今回の「飲む酢」の火付け役   となった、ある酢醸造メーカーが「我慢してではなく、酢は美味し   いもの、楽しいもの」と感じていただけるにはどうしたら良いか?   を考えた結果、「酢の酸味をデザートとして楽しめないか」という   コンセプトで開発したものだ。   果汁を発酵させたフルーツビネガーに、同じ原料のジュースを合わ   せて作る。酸味はソフトで、果実の香りが高く、従来の酢を使った   飲料にはないまろやかさ。これなら、ストレスを感じずに毎日楽し   んで飲めそうだ。   ラズベリー、ブルーベリー、ぶどう、リンゴ、蜂蜜入り黒酢などが   定番で、季節ごとに旬の果物を用いた種類が登場する。薄めて飲む   だけでなく、アイスクリームやヨーグルトにかけてもおいしい。   またブルーベリーの酢を4〜5倍の牛乳で割れば、ブルーベリー味ヨ   ーグルトのような、さわやかなドリンクになり、若い女性にファン   が多いそうだ。   デザートビネガーは1本250ml入りで、価格は果実の種類によって   異なり、税込で1,000円台〜2,500円台程度。単に果汁を酢に足した ものではないので量産ができないため、購入できるデパートは限ら れている。ビネガー専門店のあるデパート等で購入できる。       <今週のポイント>   厳冬のこの季節、デザートビネガーのメーカーでは「ウォームビ酢」   と称し、ビネガー1に対して、70度程度のお湯4の割合で割って   飲むことを推奨している。確かになかなかおいしく、体が温まる。        (文/和家長介)  =-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==-==- 2 世界の知恵袋 from NZ   南半球ニュージーランド発!世界に伝わる「知恵」をお届けします。   視点の違いは文化の違い!読んであなたもワールドワイドに!      回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回   □ 「なぜ? なに? どうして? くしゃみ百科」 □    〜 ハックション! in the world 〜      ◇ 知恵の法則 ◇      私たち日本人が「ハックショーン!」と表現するくしゃみ。百科事典   によると、くしゃみの定義は「鼻粘膜の刺激によって起こる激しい呼   気運動」とあります。また「強い光を見て起こることもあり、視神経   とも関係がある」ともいわれています。   しかし、くしゃみをめぐる世界各国の習慣や文化……となると、これ   らは聞けば聞くほど多種多様。『ヒトの体のしくみは同じはずなのに   不思議だなぁ』と思わずにはいられません。   さて、今週は、そんな「世界のくしゃみ文化」に迫ります!      ◇ 検証 ◇      《 God bless you!(神のご加護を)× Thank you!(ありがとう)》      ★ ある人がくしゃみをすると、居合わせた人が「ゴッド ブレス      ユー」と言い、言われた人は「サンキュー」と言います。   →くしゃみをすると「こころ」が飛び出してしまうので、神様に守っ    てもらおう、という言い伝えからこう言います。   (カナダ)   →くしゃみをすると「悪いモノが入る」から、神に守ってもらおう、    という言い伝えからこう言います。        (アメリカ)      《 Excuse me!(失礼) × Bless you!(神のご加護を)》      ★ くしゃみをした人が「エクスキューズ ミー」と言い、居合わせ     た人は、「ブレス ユー!」と言います。   →くしゃみをすると、元気が逃げてしまうので「お大事に」という気    持ちを込めてこう言います。     (NZ・オーストラリア)   →くしゃみをした人に、「夢がかないますように」という気持ちを込    めてこう言います。        (フランス・ドイツ)   →「体の中にデビル(悪魔)がいて、そのデビルがイライラしている    とくしゃみが出るのだ」という言い伝えから、周囲の人は「お大事    に」という気持ちを込めてこう言います。     (イギリス)       《 くしゃみの回数に応じて…… 》      ★ くしゃみの回数に応じて、こんな言い伝えがあります。   →1(誰かがあなたのいい噂を)2(悪い噂をしている)                         (日本・尾張地方)   →1(ほめられ)2(にくまれ)3(ほれられて)4(風邪をひく)                         (日本・関東地方)   →1(健康)2(健康とお金)3(健康とお金と愛)                       (スペイン・メキシコ)     《 くしゃみをした人への声かけ いろいろ 》      ★ 「Jesus!(イエス キリスト)」      (スペイン西部)   ★ 「Na zdravlje!(健康を祈ります)」      (セルビア)   ★ 「Salud!(乾杯・健康・幸福)」      (スペイン東部)   ★ 「Saude!(乾杯・健康)」           (ブラジル)   ★ 「Gezondheid!(健康) Proost!(乾杯)」   (オランダ)      しかるに! 私は、くしゃみをするなら「1回(いい噂・ほめられ)」   もしくは「3回(ほれられ)」しようと決めたのでした。   みなさん、「レッツ くしゃみ!」……くしゃみをしましょう!   そして、「Bless you!(ブレス ユー)」…… 神のご加護を!                          (文/すぎうらあられ)      回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回