いま、「創作四字熟語」を教材として
取り入れる学校が全国的に増えています。
実際に授業で活用している
学校の先生と生徒さんに、
創作のプロセスや成果などをお聞きしました。
言語的な表現力を養う目的で、詩や俳句などの創作に取り組む「表現活動」を国語の授業の一環として行っています。中学3年生の表現活動で、彼らが苦手としていた漢字・漢文に親しめる題材を探していた時に、住友生命さんの創作四字熟語の案内チラシが目に留まり、「これだ」とすぐに活用を決めました。 授業は全3回とし、1回目は創作四字熟語の説明とブレインストーミング、2回目は創作実習、3回目は作品掲示用の清書の時間に充てました。作り方の解説動画と過去の作品集があったおかげで、生徒もコツを掴みやすかったようです。私のほうでは材料として、既存の四字熟語と、その年の出来事をリストアップし、あとは各自の発想に任せました。 作っておしまいではなく、他者の視点や評価にも触れてほしかったので、創作四字熟語の応募と合わせて、生徒による審査・投票も実施。そこで上位に選ばれた作品のうち、2作品が本選でも見事入選を果たしました。 一連の活動を通じて、多くの生徒が漢字の語彙力・発想力に加え、よい言葉をよいと判断する感覚を掴んでくれたことを大変嬉しく思っています。
創作の第一歩は、複数名で自由にアイデアを出し合うブレインストーミングから。多様な意見が創作のヒントになり、一人で黙々と考えるよりも楽しく柔軟に作品づくりに取り組めます。
独自のひらめきや工夫を発揮できるよう、苦心している生徒に対してもアドバイスを控え、見守り役に徹しました。実施学年や生徒の傾向に応じて、教える領域を予め決めておくことをおすすめします。
四字熟語がもともと得意ではなかったので、第一印象は「難しそう」でした。そんな僕が楽しく創作できたのは、場の雰囲気がすごくよかったからです。四字熟語や時事ネタのリストを見ながら友達とざっくばらんに話し合う中で、当時CMでよく流れていたチョコザップと、四字熟語の「孤軍奮闘」が結び付いて「五分運動」の四文字がすっと降りてきました。だから僕は完全にひらめき型。普段からいろいろなことに興味を持っていると、何かの拍子にひらめきやすいのかなと思います。
僕は、解説動画や過去の作品をヒントに、既存の四字熟語の文字をアレンジする方法を取りました。候補に選んでいた「喜色満面」と、当時流行していたヌートバー選手のペッパーミルのパフォーマンスを掛け合わせ、完成したのが「胡椒万面」です。元の音の響きをなるべく変えないように、自分なりにこだわって作りました。それが入選作に選ばれ、家族に「おめでとう」と祝ってもらえた時は、まさに喜色満面でした。もっとたくさんの言葉を吸収して、またチャレンジしたいですね。
「創作四字熟語」は、従来ある四字熟語をもじったり、オリジナルの四字熟語を創作したりして、一年の世相を四文字で振り返る「ことば遊び」です。1990(平成2)年に作品募集を開始したところ、多くの人々の共感を呼び、「その年に感じたことを漢字に託す」という新しい概念として定着しました。これまでに文部科学省をはじめ、大阪市および大阪市教育委員会の後援事業としても認定され、さまざまな教育的効果が期待されています。
授業等で「創作四字熟語」を実施いただく際に便利なオリジナル教材を作成いたしました。
ご自由にダウンロードしてご活用ください。
教員用マニュアル
創作四字熟語
クロスワードパズル
ワークシート
募集テーマ | その年の世相を的確に表現した「創作四字熟語」で未発表のもの |
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応募期間 | 9月上旬~10月中旬 |
応募方法 | 募集時期になりましたら、当社ホームページより応募いただけます。 |
入選 | 全応募作品の中から、最優秀作(1編)、優秀作(9編)、入選作(40編)を選定 |
審査発表 | 12月中旬(予定)当社ホームページにて発表いたします。 |
審査員 | 俵 万智さん(歌人) |
学校単位で取りまとめてご応募いただいた小・中学生、高校生の作品の中から、学校賞として10編を選定いたします。
皆さまのご応募を心よりお待ちしております。
入選 | みらいのアーティスト賞
大賞(1編)… 図書カード(2,000円分)
学校特別賞 … 賞状+入選作品集+賞状およびスミセイオリジナルグッズと入選作品集 入賞(9編)… 図書カード(1,000円分) +賞状およびスミセイオリジナルグッズと入選作品集 |
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私ども住友生命は、創造性や独自の視点を育み、言葉の魅力を楽しみながらコミュニケーション力を高める一助となればと、1990年よりこの活動を続けてまいりました。自己表現を豊かにし、参加者同士の交流を深める場として、「創作四字熟語」の楽しさや学びの喜びを共有していただければ幸いです。今後もこのような創造的な活動を通じて、教育・文化の向上に努めてまいります。
【お問合わせ先】住友生命 大阪広報センター
TEL:(06)6937-1706
E-mail:jyukugo@am.sumitomolife.co.jp